MK12という名前の由来について教えてください。
Matt Fraction: 誤植だったんだ。
あるインタビューで、創立者のお一人のMatt Fraction氏が、クリエイティビティとビジネスを両立させる事の難しさについて語られていました。The Ebelling Groupのトップ Rosterでいらっしゃいますが、やはりビジネスはその道のプロにまかせる事によって、美術的により良い作品が作れると実感していますか? 反対に、クリエイティビティが限られるなどの問題はまだ残っていますか?
Matt Fraction: ある程度、両方とも正しいと言える。僕達が遭遇する、基盤となるビジネスやプロダクション系の問題のほとんどをTEGが処理してくれる事が、ただ単にストレスの量を減らすばかりか、僕達が仕事に専念出来る時間を増やしてくれているんだ。ビジネスに関わる問題は常にそこにあり続けるし、それが僕達に影響を与えるのは避けられない。そう考えると、TEGは、僕達を素晴らしく可能な限り守ってくれているよ。
どのようなものからインスピレーションを受け、それを映像化していくのでしょうか?日常の極平凡な事よりも、映画や音楽などの芸術的なものから影響を受ける事のほうが多いのですか?また、世界的な政治等からも影響を受ける事はありますか?
Matt Fraction: 全ての物からインスピレーションを授かっているよ、理屈ぬきで。映画や、映画製作者からと同じぐらい、カタログや椅子からも影響を受けるし...というか、どんな映画だとか、どんな椅子かとかによるよね。政治の世界?多分そんなに影響受けないね。
カナダのバンド、「Hot Hot Heat」のプロモーションビデオは、実写とアニメーションの融合がとても素敵だと思いました。将来、是非、プロモーションビデオを一緒に作ってみたいミュージシャンはいますか?
Matt Fraction: ありがとう!一緒に仕事をしてみたいミュージシャン達の、とてつもなく長いリストは作れるね。それ以上に、っていうか、ただ単にプロモーションビデオという形が好きなんだ。僕達と仕事をしたいっていう人達と、沢山仕事が出来る機会があれば是非やりたい、もしHot Hot Heatの時のように、新しい事を探求し続ける事が出来るのなら。
現在、何人のスタッフがMK12でお仕事なさってるのですか?プロジェクトの大きさにもよるとは思いますが、例えば、あれほどまでの完成度の高いビデオプロジェクトを一つ仕上げるのに、何人ほどのチームで取り掛かるものなのでしょうか?差し支えなければ、一つのプロジェクトにかかる時間など教えて頂けますか?
Matt Fraction: 9人の核になるチームがあって、仕事によって人数は変動する。プロダクションチームも様々だけど、普通は各プロジェクトに、常に3人から4人が取り組んでいるかな。完成までにかかる時間はクライアントによるね、ほとんど。Hot Hot Heatの場合は、最初の電話から最後の引き渡しまで、6週間かかった。Adidasは一ヶ月、DiKは一週間。様々だね
作品それぞれのサウンドも素晴らしいのですが、それらも全て手がけているのですか?
Matt Fraction: 出来る限り、僕達自身で出来る限り手掛けるようにしているよ。僕らのサウンド担当者の名前はShaunって言うんだ。
もうすぐ、ウェブサイトがリニューされるそうですね。今回のバージョン4.5はとてもシンプルでわかりやすいものでしたが、次回のバージョン5はウェブサイト本体にも、MK12独特の動きや、アニメーションが取り入られるのかどうかが、とても楽しみです。他の映像プロジェクトを創作している時に比べ、ウェブサイト制作中に特に力を入れている事はありますか?また、もっと、ウェブの仕事も増やしていく予定はありますか?
Matt Fraction: 実を言うと、ウェブはどちらかというと嫌いかも。僕達はサイトを作るのが苦手で、とてもいらいらするし、ばかばかしいんだ。それに、ほんと得意じゃないんだよね。次のサイトは、僕が察するところ、かなりシンプルになるだろうな。いつもただ単に、僕達の作品を、とりあえず展示するためだけのものだし。カウボーイと宇宙飛行士がテーマになるよ。
「Ultra Love Ninja」は日本人の僕らから見るととても面白かったのですが、そういった日本の文化などに興味はありますか?
Matt Fraction: 日本のポップカルチャーには、僕達を視覚的に感動させるエネルギーとマニアがあるね、テキストからアイコンやデザインにいたるまで。色彩、深み、可愛らしい物と変わった物の並置...全てが大好き。忍者オンリーってわけじゃないよ。
日本の好きなサイト、影響を受けたサイトはありますか?
Matt Fraction: 松本大洋さんって知ってる? 彼の作品は、Hot Hot Heatのビデオの大きなインスピレーションなんだ。あと、Junko Mizunoさんも。
僕達をインタビューしたいって思ってくれてどうもありがとう!
